2.土壌藻類を活用した表面侵食防止工法(BSC工法)
裸地に土壌藻類による被覆を形成して表面侵食を防止し、自然植生の侵入を促進する工法
(共同開発者)日本工営(株) インフラマネジメントセンター 担当部長 冨坂 峰人 氏
崩壊斜面や工事による荒れ地では、植生を成立させて風化や侵食を防止し、それと併せて自然環境の保全や修景を行う「のり面保護工」が実施されています。
本講演では、土壌藻類を活用し、裸地等に土壌藻類の被覆(BSC: Biological Soil Crust )を早期に成立させることにより土壌侵食を防止し、植生の自然侵入を促進させる表面侵食防止技術を紹介します。
本技術は、自然環境の保全に一層配慮した「自然侵入促進工」に資する技術です。