『自然災害が多発する中での地盤品質判定士会の活動方針』
地盤品質判定士会 幹事長(東京工業大) 北詰 昌樹 氏
地盤品質判定士の資格制度は,東日本大震災での大災害で顕著に,住宅及び宅地の防災及び国民の安全への貢献を目的に設立されました。 地盤品質判定士会は,会員の技術の研鑽とモラルの向上,ならびに社会への啓発を図ることを目的に2015年に設立されました。 地盤品質判定士会では,これまで一般市民向け地盤無料相談会や講習会などを開催して,住宅及び造成宅地の防災・減災を通じて住環境の安全性向上に貢献してきました。近年,熊本や北海道などでの地震や中国地方での豪雨によって大きな災害が発生しています。講演会では,これら大規模災害からの復旧・復興事業への地盤品質判定士会の取り組みについて紹介したい。