熊本城総合事務所 復旧整備課 課長 岩佐 康弘 氏
2016年4月の熊本地震により被災した熊本城。
それから5年後の2021年3月に熊本のシンボルでもある天守閣が復旧完了し、同年6月から一般公開を開始。2022年度の入園者が地震以来7年ぶりに100万人を突破するなど、かつての賑わいを取り戻してきました。
しかし復旧に向けた道のりはまだまだ長く、今後も被災した石垣や櫓等の建造物の復旧事業は続きます。
特別史跡である熊本城の復旧は、これからも文化財的価値の保全を基本としながら、都市公園や観光資源としての安全性の確保や活用を図っていかなければなりません。
これまでの取り組みを振り返りながら熊本城の今をお伝えします。