農林水産省 九州農政局 農村振興部 洪水調節機能強化対策官 西尾 徹 氏
二千年以上の永きにわたり、人間の生存にとって不可欠な食料を供給してきた農地・農業用施設(土地改良施設)は食を支えるだけではなく、身近な自然豊かな環境と国土の維持保全や災害防止などの「多面的機能」を有しており、多くの地域住民が恩恵を受けています。
また、近年の頻発化・激甚化する災害に備え、土地改良施設を活用した流域治水の取組も進められており、各地域において防災・減災のさらなる効果も発揮されてきています。
本日は、農林水産省が推進している流域治水の取組概要と効果について紹介致します。