令和２年７月は、活動の活発な梅雨前線が日本付近に停滞し続けた影響で、九州を中心に各地で大雨となり、人的被害や物的被害が発生しました。熊本県では、７月３日から４日にかけて暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になり線状降水帯が発生しました。このため、熊本県では記録的な大雨となったところがあり、大雨特別警報を発表しました。本講演では、7月3日から4日にかけての熊本県を中心とした豪雨の概要や要因等についてお話しします。

◆◆参考資料◆◆
・【災害時気象資料】令和２年７月３日から４日にかけての熊本県の大雨について（熊本地方気象台　お知らせ）
・令和2年7月の記録的大雨や日照不足の特徴とその要因について（気象庁　報道発表資料）