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ごあいさつ

「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2024」開催にあたって

 熊本地震からの創造的復興に資する展示会として始まった「先進建設・防災・減災技術フェア」も、今回で6回目の開催を迎えました。出展者の皆様、ご来場の皆様はじめ、ご支援、ご協力を賜りました関係者の皆様方に深く感謝申し上げます。
 はじめに、今年1月の能登半島地震及び全国各地で発生した豪雨で亡くなられた方々に、心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
 本県も、近年、熊本地震、令和2年7月豪雨と大きな災害が続きましたが、その度に、全国の皆様方から心温まるご支援を賜りました。現在、創造的復興が着実に進んでおり、改めて厚く御礼申し上げます。
 これらの大災害の経験を通じて本県が得た教訓や災害対応のノウハウ、創造的復興の取組みについては、今年の10月、本県で開催された「防災推進国民大会2024」及びその共催イベント「『世界津波の日』2024高校生サミット」において全国に発信したところです。これに続く形で、この「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2024」を開催できることを、大変意義深く感じております。
 このフェアは、自然災害からの復旧・復興と、豊かで安心・安全な社会基盤構築の実現、幅広い産業分野における防災・減災・BCPの構築と災害発生時の広域連携の推進を開催目的としております。毎年、「先進建設技術分野」と「防災・減災・BCP分野」の2つのテーマで、最新の災害復旧や防災関連の技術、製品、サービス等を紹介しています。
 更に、同時開催の「人流・物流 生産性向上フェアin熊本」に加え、防災・減災をテーマとした様々な講演会、企業のBCP関連セミナーなども準備しています。
 このフェアを通じて、ご参加の皆様の防災意識の高まりとともに、活発な交流・商談が生まれ、全国の防災力向上に寄与することを祈念いたします。

先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2024
開催委員会 委員長 (熊本県知事) 木村 敬

「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2024」開催にあたって

 

 「先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2024」の開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 平成28年熊本地震の発災から8年が経過し、本市では、これまで、被災した方々の生活再建を最優先に、復旧・復興の加速化と未来への礎づくりに全力で取り組んでまいりました。ここに改めまして、国内外から多くの皆様からいただきました温かいご支援に対し、厚く御礼申し上げます。
 さて、昨今は気候変動に伴い激甚化・頻発化する気象災害に加え、令和6年能登半島地震の発生や、南海トラフ巨大地震臨時情報の発表等、切迫する大規模地震に対する防災・減災対策が課題となっております。
 本市では、今年度新たに策定いたしました「熊本市第8次総合計画」において、ビジョンの一つに「市民生活を守る強くしなやかなまち」を掲げており、都市基盤や防災拠点施設の強靭化をはじめ、自助、共助及び公助による地域防災力の向上等に取り組んでおります。
 このような中、当フェアでは、激甚化・頻発化する自然災害に対応した強靭な社会インフラ整備と広域連携を図ることを目的に、自然災害対策に活かす製品やサービスなどの展示・紹介に加え、各専門分野から講師の方をお迎えし、防災・減災に関する最新の技術講演会、セミナーなどを多数開講します。ご来場、ご出展の皆様におかれましては、この機会を最大限に活用され、防災・減災の取組をさらに推進する契機としていただければ幸いです。
 結びに、当フェアを開催するにあたり、格別のご支援とご協力を賜りました関係者の皆様方に心から感謝申し上げますとともに、当フェアが災害対応力の向上に繋がることを心より祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2024
開催委員会 副委員長 (熊本市長) 大西 一史
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