政府目標である「2030年度において、温室効果ガスを2013年度から46%削減、2050年 カーボンニュートラルの実現」を達成するために、道路分野においても2030年度に35%以上削 減する必要がある。このため、新技術の開発や交通需要マネジメント等を総動員し、①道 路交通の適正化②低炭素な人流・物流への転換③道路交通のグリーン化④道路のライフサイクル の全体の低炭素化の4つの柱で取組みが実施されている。舗装業界における温室効果 ガスの削減は、①中温化アスファルトの普及②合材工場のエネルギー転換③建設機械の低燃費化 を柱として推進されてきているが、2050年のカーボンニュートラルという高い壁を乗り越える ために、現在の延長線上にない、「技術的・構造的な転換」が必要とされる。本テーマで は、舗装分野における新たな炭素固定技術、資源循環、さらには長寿命化について述 べる。