FAボックスカルバート(Rタイプ)は、大断面のボックスカルバートを効率的かつ高品質に構築するためのハーフプレキャスト工法です。頂版と左右の側壁からなる3分割のプレキャスト部材と、現場打ちコンクリートの底版を併用します。隅角部にはループ継手を採用しており、プレキャスト部材と現場打ち部材を強固に一体化します。これにより、従来の全現場打ち工法と比較して施工の手間が大幅に軽減され、工期短縮を実現します。最大の特徴は、横拘束鉄筋を配置し、靭性を考慮した設計により、部材のスリム化と高い耐震性能を両立した点です。スリム化により製品重量が軽減され、輸送効率の向上や現場でのクレーン作業の簡略化に貢献します。適用範囲は内空幅3.0m〜12.0m、内空高1.5m〜8.0mと広く、大型構造物に対応ます。また、分割構造であるため、斜角(60°〜90°)や曲線配置への対応も容易です。NETIS(SK-250009-A)にも登録されています。